アニメ「暗殺教室」声優陣参加レポート

アニメ 暗殺教室キャストも挑戦!

2月10日から始まったリアル脱出ゲーム「暗殺教室からの脱出」。
体験型エンターテイメント「リアル脱出ゲーム」を開催するSCRAPと、現在フジテレビほかで放送中のアニメ「暗殺教室」(原作:松井優征「暗殺教室」/集英社「週刊少年ジャンプ」連載)のコラボ公演だ。
東京・道玄坂ヒミツキチラボを皮切りに、大阪・名古屋・京都・神奈川の5都市で開催される。

殺せんせー不在のE組を襲撃する謎の殺し屋!
このままではクラス全員が殺されてしまう……。
あなたはE組の生徒。謎を解いてE組から「脱出」しよう!

アニメ「暗殺教室」の声優陣も謎解きに挑戦!キャスト&スタッフ36名が殺し屋に狙われた教室に閉じ込められた。キャスト陣は、ほとんどがリアル脱出ゲーム未経験。6人1組でチームを作って席に座る。

今回の公演は、「暗殺教室」の登場人物6人になりきるのが重要なポイントになっている。「なりきる」ことのプロであるキャスト陣は、はたして脱出できるのか!?

「起立! 礼! 暗殺!」
開始の合図とともにいっせいに動き出す。制限時間は60分。

福山潤(殺せんせー役)のチームは、渕上舞(潮田渚役)、岡本信彦(赤羽業役)、伊藤静(イリーナ・イェラビッチ役)、藤田咲(自律思考固定砲台役)、緒方恵美(堀部イトナ役)の6人。

プライベートでリアル脱出ゲーム経験のある福山が中心になってガンガン謎を解き進めていく。岡本も過去問で予習してきた成果が表れているのか、猛然と謎を解く。

謎を解く人、情報収集に回る人、ひらめく人……それぞれの特性に合わせて役割分担がされていく姿は、まさに「暗殺教室」のE組そのものだ。

「わかった!」「なるほどー」「イエス!」「それだ」「天才?」

謎解きが進行するとともに、教室の各所で声が上がる。そのたびピリッとした緊張感が走る。謎に集中してはいるものの、他のチームの進行も気になるのだ。これは貸し切り公演ならでは。普段はみんな「仲間」だが、今日はチームの6人以外は「ライバル」のように感じるのかもしれない。重要な情報を話すときは自然と小声になっていく。

時間は着々と過ぎていく。「急げ!」「走って!」という声がちらほらと聞こえる。

残り5分。
みんなが最後の謎に挑む。いくつかのチームは自分たちなりの「答え」を見つけた模様。しかし、確信をもった表情ではない。
木村昴(寺坂竜馬役)が呟く。「あれ? 不安になってきたよ……?」

タイムアップ!
ゲームマスターによって、謎の解説が行われる。はたしてこの中に無事脱出できた生徒はいるのだろうか!?

結果は——全員脱出失敗!
あと一歩のところまでは行けたものの、最後の最後で脱出ができなかった……。

それでも、頑張った自分たちを讃えて拍手。終わったあと、感想戦が自然に起こる。
「あの謎がなあ……」「(頭を抱えて)くやしー!」「面白いね」「楽しかった!」

メインキャストの3人に、終了後の感想コメントをもらった。

自分がうらめしい! 殺せんせーと渚くんと業くんは、セリフ収録の関係上重要なヒントをもらっていたんです。だから僕たちのチームは脱出成功できたはずなのに……! 思ったよりも順調に謎が解けて、ちょっと油断してしまったのかもしれない。先生の完敗です!
脱出に挑戦するみなさんにアドバイス。「素直な子は生き残れません」! 最後まで疑ってかかって、生き延びてください。
リアル脱出ゲームに挑戦するのは初めて。いざとなると頭が回らなくて、すごく難しかったです。私ひとりだったらぜんぜん解けなくて、みんなの協力があったからこそ解けました。すごくみんなの仲が今まで以上に深まった気がします!
このゲームは、6人全員の力が必要。仲のいい友達と来るのもいいし、これをきっかけに仲良くなりたい人と来るのもいい。仲間の絆が深まるので、みなさん楽しんでくださいね。
最後の謎の解説で鳥肌が立ちました。世界観が反映されていて楽しかったし、感動した反面、……正直悔しい。あともう少しで生き延びることができたかもしれない! 素直な気持ちで挑みすぎました(笑)。リアル脱出ゲームは、みんなで分担しないと時間が間に合わない。協力が大事です。そして……頼れるものには頼ってください!

text:青柳美穂子/photo:雨宮透貴