私事で大変恐縮ですが
お化け屋敷に行った話します。

当アジトオブスクラップ浅草では お化け屋敷プロデューサー五味弘文さんと完全タッグを組み製作した、
「かくれ鬼の家からの脱出」
というリアル脱出ゲームをほぼ毎日週6で開催しております。

五味弘文さん
五味さん.JPGのサムネイル画像
五味さんといえば、去年の夏には情熱大陸でも密着されておりまして、その時に便乗してアジト浅草の宣伝ツイートをしたら、弊社代表加藤が情熱大陸に出た時にしたツイートよりもリツイート回数が多くて「加藤さんには黙っておこう」と思ったのもいい思い出です。
いや、素敵な番組でした。
五味さんのお化け屋敷って、ただ歩き進んでぎゃー!ってなるお化け屋敷ではなく、
しっかりとしたストーリーがあり、そのストーリーに沿った何かしらのミッション(目玉を戻してあげるとか指輪をはめてあげるとか)を課せられる、
なんだかリアル脱出ゲームにも通ずる、物語への没入感がものすごいエンターテイメントなのです。

で、お化け屋敷って夏の特設だけじゃなくって、常設のもあるんです。

去年の12月のとある土曜日。
弊社社員S(プロレスプロファン)とスタッフN(初プ)と私(初プ)で後楽園ホールにプロレスを見に行ったんですけども。
Sが試合開始前のサイン会に行ってしまい、残されたNと私。
時間の潰し方がわからずうろうろしていたのだけども、寒いしなんか建物の中に入ろってなった時に目に飛び込んできたのがこちら。



TDCA.JPG

そう、お化け屋敷。
東京ドームシティアトラクションズさんの「魔界からの恋文」
もちろん、五味さんプロデュース。
運命かと思った。出会っちゃった感しかない。
五味さんと作ったお化け屋敷コラボのリアル脱出ゲームの常設店店長であるところの私がたまたま五味さんのお化け屋敷の目の前にいてしまうなんて。
運命。

ただここで重大な事実をみなさんにお伝えしなければなりません。
私、お化け屋敷超苦手。

大事なのは、「嫌い」じゃなくて「苦手」ってとこです。
「ぎゃー!」ってなるのが苦手なのです。
なので、当アジトの「かくれ鬼〜」は別に大丈夫。全部知ってっから。
あと暗いところとか自宅近くの結構有名な心霊スポットも夜中歩いたりするけど大丈夫。だって見えないもの。
私の母はルーツがお寺と神社なので見えるって言うし、妹も見たことあるって言うけど、長女の私には1mmも遺伝しなかった。
でもお化け屋敷は明確に出てくるから見えちゃうしいつ出るかわからないし。

でも私は店長。
そもそも「嫌い」じゃないので拒絶はしない。ただなんとなく近寄りがたいってだけ。
五味さんのお化け屋敷が目の前にあるのに入らない訳がない。

券売機でチケットを買って、受付のお姉さんのところへ。
そこで思わず聞いたよね。
私「怖いですか?」
お姉さん「怖いですよ(にっこり)」

この会話知ってるーーーーーーーーーーーー!
私したことあるーーーーーーーーーーーーー!

(回想)
お客様「怖いですか?」
私「怖いですよ!お化け屋敷ですから(にっこり)」
(回想終了)

ほら!もうアジト浅草で何回も繰り返されたこの会話!
あのときのお客様はきっとこんな気持ちだったのね。
興味はある。だからチケットも買った。たぶん面白いだろう。でも怖い。まだ入ってないのにもうすごく怖い。
人間の想像力は果てしない。
これな。

さて、私が今回遊びに行った「魔界からの恋文」は、入り口でいくつか言葉の抜けた手紙を渡されます。
ストーリーはこちらで読んでみてね。
ふむふむ、つまり、魔界の女が隠してしまった言葉をこのおうちの中で見つけて手紙を完成させるのね。
...なるほど...。
ってことはちゃんと目を開けていないといけないのね。
言葉があるよっていう目印をちゃんと見つけないといけないのね...。
な る ほ ど .........。


平静を装い、手紙を持って最初の部屋へ。
まずはここで物語の導入の音声を聞きます。
ここでもうぐんぐん緊張度が増す私。
怖いの。すでに怖い。
だんだん暗くなる部屋。
怖さのあまり喚き続ける私。
ちょっとイライラしてるN。
音声が終わり、目の前の扉が開き、いざ家の中へ...。

以下、ネタバレになるかもしれないので(決して覚えていないわけでは無いし断じて見ていないわけではない)、
私とNの会話で察してください。




私「おねがいだからさきにはいってくださいおねがいします」
N「えーーーーー!」





私「あーーーーもうむりですおねがいですからこのどああけてくださいおねがいします」
N「また!?ちょっと!目開けてる!?」
私「あけますあけますのでおねがいだからさきにいってください」
N「とりゃ!」(ドアを開ける)
私「ぴーーーーーーーーー!」
N「何もないから!!!」





私「あ、ここぜったい言葉かくれてるからさがしてくださいおねがいしますめはあけてますのでおねがいします」
N「ちゃんと見てってば!!......(覗く).....ぎゃーーーーーーー!」
私「ぎゃーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」





私「あーもうここぜったいでてくるよ私が五味さんだったら確実にしこんでるねだってもうほらあそことかちょうあy」
N「ちょっともううるさいんだけど!」
私「うううううううううう(あれ、でないな、でるならはやくしてくださいもうこころのじゅんびはすでにでk)」
どーーーーーーん!
私・N「ぎゃーーーーーーーーーー!!!!」





私「...手紙埋まったね」
N「...はい」
私「これ...最後にお渡ししないといけないんだよねきっと」
N「...まあそうですよね」
私「さあいけ」
N「.........」
私・N「œ∑´®†¥¨øπ´®†¥¨øƒ©˙∆˚¬...!!!!!!!!!」





伝わりましたでしょうか。
端的に言うと、ものすごく怖かったです。当たり前だけど。
ただ、何といいますか、爽快感といいますか、
「あーーーーーもうめっちゃこわかったこわかった!死ぬかと思った!でもすげーーーーーたのしかった!うおーーーーーーーー!」
って感じ。
不思議ですよね。だって怖い仕掛けがあって、ひたすらビビりまくって、死ぬほど叫んだのにこんな気持ちになるなんて。


それが、つい先日理由がわかったんです。

でも長くなってしまったので、続きはまた今度。

お化け屋敷×リアル脱出ゲーム
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