これは、エレン奪還作戦で語られなかった兵士たちの物語
平和だった日常は突如、絶望へと変わる。
人類を守る壁「ウォール・ローゼ」に現れた鎧の巨人。
巨人化の能力を持つエレンが応戦し、激しい攻防を繰り広げるも
鎧の巨人の力に太刀打ちできず、エレンは連れ去られてしまう。
夕刻、調査兵団は
人類の希望であるエレンを取り戻すべく
鎧の巨人の逃亡先である巨大樹の森へと馬を駆る。
「夜までだ!! 夜までに森に着けば まだ間に合うかもしれない!!」
しかし、森には人類の天敵である巨人が群れをなして潜んでいた。
不意を突かれたあなたの部隊は壊滅寸前に追い込まれ、森の中で孤立してしまう。
このまま死を待つか、それとも……
考えている間にも鎧の巨人は森を抜け、さらに遠くへと移動していく。
日が暮れてしまえば、もうエレンを取り戻す術は無い。
「エレンを取り戻すためには、あなたたちの力が必要…!
お願い、手を貸して!!」
残された時間は日が暮れるまでの60分。
あなたは、生き残ったアルミン、ミカサらと協力し
巨人潜む巨大樹の森からの脱出を目指す。
エレンは絶対に取り返す、自らの命に変えても―
強く心に決意し、あなたは立ち上がる
エレン・イェーガー
強靭な精神力と行動力を持ち、壁の外の世界を夢見る少年。幼いときに母が巨人に殺され、巨人に対して強い怒りを持っている。戦いの中で本人も知らなかった巨人化の能力が覚醒し、その力でこれまで多くの仲間のピンチを救ってきた。
ミカサ・アッカーマン
幼き頃エレンに命を救われて以来、エレンを守ることが彼女の行動原理となっている。常人よりも高い身体能力を有しており、「その実力は並みの兵士100人に匹敵する」と称されている。
アルミン・アルレルト
エレンとミカサの幼なじみ。豊富な知識と探求心を併せ持ち、エレンが外の世界に憧れを抱くきっかけを作った。体力はないが頭脳明晰で、さまざまな作戦を提案し成果をあげている。
サシャ・ブラウス
エレン達と同期に当たる調査兵団の一員。狩猟を伝統とする一家に生まれたため、素早い身のこなしと弓矢の扱いに長けている。モットーは「食える時に食っておけ」。
エルヴィン・スミス
調査兵団第13代団長。冷静かつ聡明な性格で、目的のためなら仲間の命や自分の命を差し出す覚悟を持っている。敵である巨人の姿になれるエレンの力を利用しようと考え、反対を押し切り調査兵団に入団させるなど柔軟な思考を持っており、部下から厚い信頼を得ている。
リヴァイ
調査兵団の兵士長。「人類最強の兵士」と讃えられるほどの、卓越した戦闘能力を持つ。無愛想でやや粗暴な性格だが、その実仲間思いでもある。かなりの潔癖症。