街の片隅にひっそりと忘れられた廃ビル
そこには不穏な噂がたちならぶ

どこからともなく聞こえる女性の泣き声
じめっとした重苦しい空気
誰もいないのに感じる目線

一歩足を踏み入れると、そこは人のものではない世界

そう、ここには誰かがひそみ
冗談半分で遊びに来たあなたをあざ笑っている

あなたは彼らの手をのがれ
この廃ビルから逃げ出すことができるだろうか