高校1年のとある放課後。 帰り支度をしていると、みずきが声をかけてきた。 「はい、これっ! 君にあげる」 声の方へ視線を向けると、みずきが一通の封筒を差し出している。 「え、手紙?」 そうたずねると、みずきは続けた。 「誕生日プレゼント。 君とは長年の付き合いだけど、たまにはこういうのもいいかなと思ってね」 そう言い残すと、「ありがとう」と伝える間もなく、みずきは先に教室を出ていった。 家に帰ってから封筒を開けてみると、中には、二枚の手紙が入っていた。 一枚目には、こう書かれていた。 「せっかくだから、ちょっとした謎を用意しました! 謎が解けたら、私から君へ伝えたいメッセージがわかるよ」 どうやら、ただの誕生日プレゼントではないらしい。 もう一枚の手紙は、一見ただの手紙のようだが、どうやら手紙そのものが謎になっているようだ。