【一問一答】
現SCRAP社員の、元先生2人に聞いてみた!

インタビューの様子

プロフィール

武智大喜(写真左)
教員歴:高校数学科4年間
SCRAP歴/役職:4年/コンテンツディレクター
代表作:『ミステリータワーからの脱出』『ときどきルールが変わる研究室からの脱出』

横手大地(写真右)
教員歴:中学社会科4年間
SCRAP歴/役職:6年/オンライン事業部マネージャー
代表作:『オンラインリアル脱出ゲーム大パーティー』『オンラインリアル脱出ゲームサマーフェス』

なぜ教員を辞めてSCRAPで働きはじめたのですか?

武智

武智:「謎解き」を作れるということが自分のスキルだと感じたためですね。また、自分がゲームを好きということもありますが、SCRAPならまったく新しいゲームを作れると思いました。

横手

横手:新しいものをどんどん作っていける環境に魅力を感じました。また、教育に携わっていたときも関わる人を幸せにしたいと思いながら努めてきましたが、SCRAPではエンターテインメントを通じてより多くの人を幸せにすることができると思ったからです。

「リアル脱出ゲーム」について簡単に教えてください。

横手

横手:リアル脱出ゲームとは、実際に閉じ込められた部屋の中で謎や暗号を解き明かし、脱出する体験型のイベントのことです。現在までに全世界で820万人以上の方が参加してくれています! また近年ではオンラインイベントにも力を入れており、パソコン、タブレットやスマホなどでも楽しむことができます!

学校現場で「リアル脱出ゲーム」はどのように教育とマッチしますか?

武智

武智:すべてのリアル脱出ゲームは、あらゆる課題をさまざまな視点で見つめ、試し、解決していくように設計されています。そのため、ゲームを通して、多角的に物事を捉え、 課題を解決する力を養うことができると思います。既に、ナゾトキ入試や謎解き能力検定(謎検)の一斉受験など、リアル脱出ゲームや謎解きを教育に生かしていただいてる事例もあります。

横手

横手:「総合的な探究の時間」で導入いただくのも良いと思います。リアル脱出ゲームでは、生徒が主体的に課題を見つけ、情報の収集や整理、分析をしてゲームクリアを目指すことができます。 探究する力を身につける良いきっかけとして捉えていただければ幸いです。

教育を目的とした「リアル脱出ゲーム」には、どのようなものがありますか?

武智

武智:集団の仲を深めるチームビルディングの機能をもったイベントや、学校で学んだ教科の知識を織り込んだ学習の延長のようなイベントも行ってます。 先でも上げた、ナゾトキ入試や謎解き能力検定(謎検)など、学習に特化したコンテンツの提供も行っています。

勉強や運動が苦手でも大丈夫でしょうか?

武智

武智:もし勉強や運動が苦手だとしても、小さなひらめきで個人が活躍できたり、役割を分担することによって責任感を育んだり、仲間と協力することによって連帯感を創出することができます。 これまでに無かった新しい切り口の教育になると思います。教員時代に私個人が作った謎解きゲームを生徒にやってもらったことがあるのですが、生徒によってはこれまで見せたことも無いくらい真剣だったり、 前のめりで取り組む姿勢もあったりと、先生方から見る生徒個人の発見も多くあると思います。

チームやグループでの参加は可能ですか?

横手

横手:チームで参加いただくものが多いです。4人以上で協力して挑むゲームが多いので、グループでの体験を通して、コミュニケーション能力の向上にもつながると思います。

事前準備などは必要でしょうか?

武智

武智:ほとんど必要ありません。もちろん、事前のチームわけや会場の確保など先生方にサポートいただくことはありますが、 基本的には弊社スタッフが、必要なものの手配や進行をさせていただきます。

制限時間や所要時間はどの程度ですか?

横手

横手:制限時間は60分〜90分のものがほとんどで、全体の所要時間は100分〜120分程度です。午前中の時間でやりたい、 午後の2時間を使ってやりたいなど、時間や内容のカスタマイズは、可能な範囲で対応させていただきます。

生徒に役割を持たせることはできますか?

横手

横手:ゲーム中に役割分担をして、クリアする為にそれぞれの役目を果たすことは、ゲームを進めていく中で自然発生的に起こります。 また、事前に代表生徒(生徒会役員や文化祭実行委員会など)とテストプレイをして、代表生徒は当日私たちと一緒に運営側に回ってもらうのも面白いかもしれません。 私も教員時代に、行事の時に代表を務めることで一気に自信をつける生徒を何人も見てきたので、同じような体験を与えられると思います。

リアル脱出ゲームを実施することで、鍛えられる能力はありますか?

武智

武智:ゲームですので、遊びやレクリエーションとして捉えられがちですが、判断力や表現力、思考力をフル稼働させてゲームクリアを目指すので、 それらの能力は確実に鍛えられると思います。ゲーム中に「数学のあの方法だ!」「社会科のあの知識かも?」などあらゆる視点を駆使しながら、 全員の合意を持って決断しなければならない場面が多く訪れるので、生徒にとっては相当タフに頭を使う経験になると思います。 開催中のイベントでも「脳がパンクしそう!」と嬉しい感想をもらうことが多々あります。また、考えることの楽しさを学べることもいい点です。 自分で考えるのが楽しい!と思うきっかけになってほしいと思います。

インタビューの様子

最後に、導入を検討されている先生方へ一言お願いします!

武智

武智:まずは是非、先生方も体験してみてください! やってみると教育とどのようにリンクさせることができるかが体感できると思います。 これまで実施してくださった先生方も最初こそ戸惑われていたのですが、体験いただくと解像度が上がり理解を深めていただけています。 私のおすすめのイベントは『Escape from The RED ROOM』『謎の部屋からの脱出』『ときどきルールが変わる研究室からの脱出』です! 謎解き能力検定(謎検)のHPでは無料の謎解きも実施してますので、謎解きについて知りたい方はそちらを見ていただくのもいいと思います。

横手

横手:私も教員から現職について、リアル脱出ゲームや謎解きが持つ教育への効果をまざまざと見せつけられています。 弊社の提供するコンテンツを1つの教育ツールとして活用いただき、1人でも多くの生徒が考えることの楽しさを学びながら、 自分を表現し、多角的に物事を捉えていける手助けができればと思っています。
私や武智は元教員なので、学校や先生方により近い位置で寄り添っていけると思うので、是非お気軽にお問い合わせください!

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