2年前のことでした。
僕はこの年に開催されたリアル脱出ゲーム「夜の遊園地からの脱出」のスタッフをしていました。
夜の遊園地ツアー_660.jpg

季節が秋から冬からと変わっていく、そんな時期でした。

その時の僕の衣装は布切れ1枚。上半身ほぼ裸に布切れ1枚。
この公演を盛り上げるためには、体を張ることも必要なんだ、と自分に言い聞かせました。
その衣装を、その布切れを僕は身に纏いました。

寒空がゆっくりゆっくり体を冷やしていきました。

オープニングが終わり、ゲームが始まりました。
1000人近いお客様が僕がいるチェックポイントを目指して向かってきます。
僕もそのお客様が渋滞しないように誘導していきました。

混雑しないよう、お客さんの流れを止めないよう、誘導していきました。

お客さんのほとんどが僕のチェックポイント通過して、ホッと一息落ち着いた頃、チェックポイントの入り口に見覚えのある人影が見えました。


僕の父と母と妹でした。

寒空の中、布切れ1枚で入場整理をしている息子に、母が笑顔を浮かべながら話しかけました。

「ははは!なーんね、そん格好は?たいぎゃ寒かばってん、風邪とかひかんごつね。あ、ここの問題どがんやってやったらよかとね?お母さんいっちょんわからんやったつたい」

少しだけ、ちょっとだけヒントをあげると「はっ!そういうことやったとね!!」と3人でゲームに戻って行きました。

両親も妹もこれがリアル脱出ゲーム初挑戦。

謎は全然解けていなかったけど、三人とも楽しめていただろうか??
僕は少し不安でした。

公演が終了して、帰る途中の車内で母からLINEでメッセージが届きました。

「初めてのリアル脱出ゲーム、楽しかったです!あなたが体を張りながらもお客さんを笑顔にしている姿をみて安心しました!まさかあんな格好だとは思わなかったけど!これからも大変なことがあるからもしれんけど、体だけには気をつけてね」

母からのメッセージは心にグッときてしまいました。親に自分が頑張っている姿を見せることができて、本当に良かった。親にはたくさん迷惑をかけてしまったけれども、これからは親孝行しようって本当に思いました。


ほどなくして、今度は父からメッセージが届きました。


「楽しかったぞ!リアル脱色ゲーム!!!」





お父さん。。。僕、色を脱くゲームはやってません。。。。。



はい、というわけで!今年はかしいかえんにて「夜の魔王城からの脱出」を開催してます!
夜の魔王城からの脱出.jpg

もう1週目に行った!という方もどんどん周りに広めてください!!
2週目は10月7日(金)から10日(月祝)でやります!

そして、アジトオブスクラップ博多presents「佐藤・田中のせからしRadio」第3回では魔王城からの脱出福岡公演を特集してます!
http://www.scrapmagazine.com/column/sekarashi3/

ゲストはコンテンツチームより、だーよしさん!

ぜひ!行く前に聞いておくことをオススメしておきます!
もちろん、もう行ったよーという方もぜひぜひ聞いてください!!

まだまだチケットも発売中です!!詳細はコチラ!

そして、もちろんアジトは博多も天神も10月の公演開催中!前売りチケット絶賛販売中です!

リアル脱出ゲーム×進撃の巨人「巨人に包囲された古城からの脱出」
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リアル脱出ゲーム「あるラジオ放送局からの脱出」
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土日はほとんど埋まってしまいます!オススメは平日!
21時の回はお仕事帰りに同僚たちと一緒にいらっしゃる方がめちゃくちゃいらっしゃいます!
ぜひぜひ!お越し下さいませ!


それでは!!


にしけん

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