扉8 STEP1 解説

DOOR 8

扉1~7の謎の答えをすべて入力することで、扉8を開くことができました。 しかし、扉8の冒頭にあるネオスの動画で、とんでもないことがわかります。
この動画では【イクソザン教が100万謎を乗っ取った目的は日本を再構築するためで「100万謎」を使って高知能で運のある者を選別しようとしていた】、ということがわかります。 「扉1~7の当選者7人と扉8の当選者3人」の合計10人以外は低知能で運のない者とみなし、イクソザン教が全国に仕掛けた爆弾で全員殺す、ということでした。 自らが生き残る確率を少しでも上げるためには扉8を解き進めていくしかありませんでした。

では、扉8の謎を見ていきましょう。 扉8はSTEPが分かれていました。 まずSTEP1です。
①、②の指示に従うと、5つの筒ができ上がります。
③の指示にある「点々の月」は、よく見てみると扉7の盤面にも見つかりました。 マスの一部が点線になっており、「月」という漢字になっている部分が5か所あります。
そして、さきほど作った筒にも、マスの一部が点線の「月」という漢字が反転しているような形になっている部分がありました。
合計5対ある点々の月を同じ形同士のものを向き合わせるように、扉7の盤面に筒を置くと下の図のような形になります。
この状態で黄色い枠の謎を解きます。
長いので、まずは1、2行目の中でも特に「4つの赤いマークの前のもの」の意味から解読していきましょう。 今でき上がった立体をよく見てみると、さまざまなところに番号付きの赤いマークを4つ見つけることができます。 「その前」ということで、それらのマークに立体的に向き合ってる部分を見てみると、それぞれ1文字ずつ該当しています。 それらを番号順に読んでいきます。
「ぞうさん」と読むことができます。 つまり、「4つの赤いマークの前のもの」は「ぞうさん」だと読み変えることができます。
これでもまだ意味がよくわからない文章です。 この文章を読み解くには、あるキーワードを思いつく必要がありました。 そのキーワードを思いつくには「手前でやった謎のテーマの1つになっていた」「『ぞう』ではなく『ぞうさん』という特殊な言い方をしている」「今目の前ででき上がっている立体の形」、このあたりがヒントになっていました。

そのキーワードとは「音楽」です。 扉2では「音楽」をテーマにした謎を解いており、検索してみると「ぞうさん」という童謡が存在していることもわかります。 そして、目の前ででき上がった立体は、筒部分の背景がうっすら黒く、筒を置いた状態のときに見えている黒い壁によって7つの部分に分けられている扉7は白い盤面に見える。 これらのことからバランスや比率は違いますが、この立体は「ピアノの鍵盤」を表している、ということに気付く必要がありました。
「ぞうさん」という童謡が存在している、ピアノの鍵盤を表す立体が目の前にあるということから「ぞうさん」の楽譜を検索して調べてみましょう。 すると、このような楽譜だということがわかります。
この「最初の5つ」、つまり最初の5音に注目してみると「ファ」「レ」「ド」「ファ」「レ」となっています。 この「ファ」「レ」「ド」「ファ」「レ」の鍵盤に当たる部分を目の前の立体で見てみましょう。 1音目の「ファ」の白鍵には、1つだけ「シ」というカタカナが存在していました。
同様に「ド」の部分には「ト」というカタカナが、「レ」の部分には「ン」というカタカナが1つだけ存在しています。
これらのカタカナを「ファ」「レ」「ド」「ファ」「レ」の順で読むと、「シントシン」となります。
3,4行目でも同じようにやってみましょう。 青いマークの前を読むと「うみ」です。
そして、「うみ」の楽譜は以下のようになっています。
最初の5音は「シ」「ラ」「ソ」「ミ」「ラ」なので、鍵盤のカタカナを拾うと「キントウン」という単語になります。
謎の続きに戻りましょう。
「きんとうん」がわかったら、エキスパートルールで「きんとうん」をつなぐように解き直すことで扉8 STEP 1/4の答えがわかります。 「きんとうん」は「きん」の部分に「スタート」と書かれていることもあり、「きんとうん」という1単語でとらえるのではなく「『きん』と『うん』」ととらえることができます。 扉7の盤面には金塊のイラストがあったので、このマスが新たなスタート位置になります。
そして、「うん」は扉5の「イクソザン教運勢計測術」の中で出てきていました。
好きな部分を切って選ばれたマークが「あなたの運」と言われており、扉7の盤面にそれらのマークがすべて描かれていることにも触れられていました。 つまり、扉5で切って選ばれたマークが「うん」を表しており、そのマスがゴール位置になる、ということでした。 ここでは、以下の図の手裏剣マークが選ばれていた場合のルートを解説します。
真ん中の黒い壁を2回通ることは確定で、それ以外の黒い壁はすべて通れないと考えることができる部分までは扉7のエキスパートルールの時と同じ考え方です。 確定する部分に線を引くと以下の図のようになります。
扉7のエキスパートルールの解説にある②の解き方で解いていきましょう。 (スタートとゴールが盤面の縁ではなく内側にあるので①の考え方はこの段階では使えません。)
扉7のエキスパートルールの解説にある②の解き方で解いていきましょう。 (スタートとゴールが盤面の縁ではなく内側にあるので①の考え方はこの段階では使えません。)
これで「きんとうん」をつなぐことができたので、スタートを1マス目として15の倍数番目のマスを読みましょう。 下の図の水色の◯部分です。
「京都府の府花」と読むことができます。 「府花」は聞き馴染みのない言葉ですが、読んで字の通り「府の花」という意味です。 検索してみると「し」で始まる6文字の「しだれざくら」が京都府の府花だということがわかります。

※扉5では全部で16個のマークがあり、好きな位置を切っていたので人によってゴールのマスが異なり、16通りで解けるパズルに見えます。 しかし、この部分には扉5の時点である手品のトリックが隠されていました。 手品なので種明かしはしませんが「フルーツカットの大予言」などで検索してみると何かわかるかもしれません。

扉8 STEP 1/4の答え「しだれざくら」
これを入力することで扉8 STEP 2/4に進むことができました。